キューバ・ロックのパイオニア、60代末から70年代半ばまで人気であったロス・バルバのレアな音源が届きました。記録によると45RPMシングルしか発売されてないのですがどこで発掘されたのでしょうか?驚きですね。 かの年代にキューバではラテン・アメリカを中心とした外国からの音楽の影響をうまくキューバ音楽にミックスする音楽的革新が進んだ時期ですが、このバンドはロックやファンクなどの影響を大胆に取り入れてます。ただ、その中に意識無意識の内に潜んでしまう、キューバ的タイトで重心の低いリズム感が全編に聞いてとれ、ロス・バン・バン(特に初期)と共通するモノが感じられおもしろいです。 同時にリリースとなった”EL TIEMPO YA DE TERMINAR(UNK-5300)"に比べるとロックよりもファンキーな要素が強い楽曲が多いです。 カナダのWaxing Deepから06年にリリースの”SI PARA USTED"というキューバン・ファンキーのコンピが一部の耳の肥えた音楽ファンの間で話題でした、このアルバムの中から”EL CRISTAL"が選ばれています。 なお本作はCDR、今現在この音源はこの盤でしか聴けないはずです。
曲目表:
1. SI DE VERDAD 2. MI MERCY CHA 3. VIVEN MUY FELICES 4. POR QUE NO ESTAS 5. O BEM BEM O BAM BAM 6. DEBE SER 7. EL CRISTAL 8. LAS TARDES 9. FELIZ DULCE 10. CONCLUSIONES 11. DANY 12. COMO AQUELLA CANCION
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