パリのマヌーシュ・ギターの聖地「ショップ・デ・ピュス」(Chope des Puces クリニャンクールのみの市のビストロ）の親子孫3代にわたるレジデント・ギタリスト一家。近年亡くなったモンディーヌ（MONDINE）・ガルシア、その息子のニニン(NININE)・ガルシア、そしてニニンの息子ふたりが、このトリオ・ガルシアの2ギタリスト、ムンディーヌ（MUNDINE）・ガルシアとロッキー（ROCKY）・ガルシア。第三世代ガルシア・トリオのデビューアルバムです。二人の他に、アコースティック・ベース、サックスを交え、終始スウィング感一杯の演奏を聞かせています。全体的に軽快さと適度な哀愁を湛え他演奏は伝統一家の若手ならではで、ジャズ好きからアメリカのジャンプ系好きにも受け入れられそうなポップさがあります。「すみれの花」も収録。流ちょうなサックスは、ジル・バリコスキー（本録音のゲストのようです）。
曲目表：
1. Mon Fils Et Moi(Ninine Garcia) 2. Quand Refleuriront Les Lilas Blancs (スミレの花咲く頃) 3. Sur Ma Vie (Aznavour) 4. Les Demoiselles De Rochefort (Michel Legrand) 5. Un Soir De Pluie (Blues Trottoir) 6. Blue'S Back(G Barikosky) 7. La Valse Des Niglos(Gusti Mahla) 8. Venez Donc Chez Moi(P Misraki) 9. Danse Norvegienne(Grieg) 10. Les Bulles De Savon (Ninine Garcia) 11. Mundine (Mondine Garcia) 12. I Love You(C Porter) 13. What Is This Thing Called Love (C Porter)
