50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケが1964年に発表した『CANTA LA BURKE』(Areito LPA-1026)のストレート・リイシューCD-Rです。バックは、ラファエル・ソマビージャとアドルフォ・グスマン指揮による、ストリングスが美しいフル・オーケストラです。キューバでフィーリンの歌手といえば、まず第一に名前が挙がるのが、このエレーナ・ブルケです。本作は、そのフィーリン全盛時代の録音で、ヤニェス・イ・ゴメス、ホセ・アントニオ・メンデス、ピロート・イ・ベラ、マルタ・バルデースらフィーリンの作家たちの作品を取り上げています。このフィーリン時代のエレーナ・ブルケは、中期の大仰な歌い方はまだ聞かれず、本当に良く抑制の効いた歌唱で、フィーリンの神髄を聞かせています。もう一方の“フィーリンの女王”ドリス・デ・ラ・トーレスがフィーリンのポップな方向性を示したのに対し、エレーナ・ブルケは、ボレロの新しい感情表現としてのフィーリンを突き詰めていった、といえるのではないでしょうか。 CD-Rです。
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