フラメンコを芸術的、学術的に研究している「FLAMENOCO Y UNVERSIDAD(フラメンコと大学)」シリーズの詩人にして大学教授、カルモナ生まれのホセ・ルイス・ロドリゲス・オヘダがプロデュースした「闘牛とそれにまつわるフラメンコの歌」2枚組です。フラメンコも闘牛もアンダルシアにとって重要な文化であるという観点から作られました。カンテ(歌手)はベテランのホセ・パロンド。美しいカポーテ(マント)を身につけたトレーロ(闘牛士)が入場し、猛牛が放たれる。トレーロの見事なムレータ(赤い布)さばきを見せる等々、闘牛の様子がそのまま歌われています。 バックを務めるトケ(ギタリスト)は、ペドロ・シエラ、ニーニョ・プーラ、エドゥアルド・レボジャール、マノロ・フランコ、パコ・コルテスらが務めます。音楽を楽しむだけでなく、フラメンコと闘牛の研究としても貴重な作品です。