革命前から活躍するキューバのボレロ系男性歌手リノ・ボルヘスが革命直後の1963年と1964年に残した4枚のアルバムからのベスト集です。バックは、コンフント、ルンババーナ、サラトガ、クーバソンにコンフント・ホアキン・メンディベルというラインナップ。どれもコンフント系の小気味良い演奏ばかりで、リノ・ボルヘスの若々しくも深い感情を湛えた歌い口が、良く映えています。曲は、アルセニオ・ロドリーゲスの「ラ・ビーダ・エス・ウン・スウェニョ」やピロート・イ・ベラのフィーリン・フィーリング溢れる「アニョダロ・エンクエントロ」といった、プレ・フィーリン〜フィーリンの作品も多く取り上げています。エグレムの『COLECCION MEMORIAS - BOLEROS MANO A MANO』 (ECD-1429)とのダブリは20曲中4曲のみです。 なお、マスター・テープに起因すると思われるノイズが多少含まれています。予めご了承ください。