●鈴木千恵トリオは、バークリー音楽大学出身で、ラテン・フィールドを中心に活躍するヴィブラフォン/マリンバ奏者、鈴木千恵が、日本を代表するラテン音楽のミュージシャン2人と結成したグループです。 ●ベースの小泉哲夫は、ヴァイオリニスト、SAYAKA率いるPalma Habanera(パルマ・アバネーラ)やSON四郎をはじめ、様々なバンドやライブ、セッション、レコーディングで活躍中のミュージシャン。一方のパーカッションの伊波淑は、熱帯ジャズ楽団に5年間在籍した後、オルケスタ・デ・ラ・ルスを中心に、やはり様々なセッションで活躍しています。 ●本ファースト・アルバムは、様々なテイストのラテン・ジャズを楽しんでもらうように構成されています。C大岡越前は、人気時代劇のテーマ・ソング。その親しみやすいメロディをキューバのダンソーンのリズムに乗せ、後半はデスカルガで盛り上がります。Dは、クラシックのドビッシーのClaire de lune(月の光)をボレロ〜バラードで聞かせます。FSoul sauceは、ディジー・ガレスピーとチャノ・ポソの共作で、自作自演の他、ラテン・ヴィブラフォンの第一人者、カル・ジェイダーのヒット曲としても有名な、ラテン・ジャズの大名曲。最後のGMaria Cervantesは、プエルトリコ出身のマンボ〜ラテン・ジャズのピアニスト、ノロ・モラレスのやはり大名曲。ティト・プエンテのヴィブラフォン演奏を彷彿とさせる演奏をここでは聞かせています。 ●他には、鈴木千恵のテクニックを十分に堪能出来る3曲の彼女のオリジナルに、マンボで突っ走る伊波のオリジナルも聴かせどころ十分です。 ●また、ゲストとして、オルケスタ・デル・ソルの設立メンバーであり、同バンド以外に熱帯ジャズ楽団のメンバーでもありアレンジも手がける、日本のサルサ〜ラテン・ピアノの第一人者、森村献が数曲でゲスト参加しています。
<鈴木千恵プロフィール> バークリー音楽大学の奨学金をオーディションにて取得し入学。在学中同大学にて、最も活躍した鍵盤打楽器奏者に贈られる"The Most Active Mallet Player"を受賞。 卒業後帰国。現在日本にて新進気鋭のミュージシャンと共に、ラテン・ジャズ・トリオ"Trio Project"にて自身の活動を行う。その一方でキューバ人トランペッター、ルイス・バジェ氏率いるラテン・ジャズ・バンド“Luis Valle & Afro Qbamigos”他、数々のバンド、レコーディングに参加。 中央フロリダ大学にて特別講義を行うなど日本だけでなく海外でも活動を行っている。
曲目表:
1. Here we go! (Chie Suzuki) 2. Introduction of Don’t leave me alone (Chie Suzuki) 3. Don’t leave me alone (Chie Suzuki) 4. 大岡越前 (山下毅雄 / Chie Suzuki) 5.Claire de lune 月の光 (Claude Achille Debussy / Chie Suzuki) 6. Counting mambo (Chie's Mambo) (Yoshi Iba) 7. Soul sauce (Dizzy Glliespie, Chano Pozo / Yoshi Iba) 8. Maria Cervantes (Noro Morales)
メンバー:
鈴木千恵 - Vibraphone, Marimba 小泉哲夫 - Bass 伊波淑 - Latin Percussion スペシャルゲスト:森村献 - Piano (M-3、4、5、7)