ピアニストのフアン・ホセ・ロペスが音楽監督を務めるグループ、コンビナシオーン・デ・ラ・アバナの2000年リリース作です(ヘルソン・バルデースが2005年に立ち上げた、現在ペルーのリマを拠点とするティンバ系統の同名バンドとは別グループ)。トランペット2本のソノーラ編成から繰り出されるグアラーチャやボレロ、ソンは、エレガントかつトラッドな味わいを醸し出しています。歌手の3人やトランペットおよびパーカッション奏者は、コンフント・ルンババーナでの活躍で知られる人気歌手、ラウル・プラナスが02年発表した『パラ・トドス・ロス・ティエンポス』の録音に参加しているのですが、本作にはそのラウル・プラナスがゲストとして参加。ボレロ・ナンバーなどで、1920年生まれのベテラン・ソネーロならではの渋く張りのある歌声を披露してくれています。録音はフロリダのスタジオで、当地で活躍している or いたグループではないかと思われます。
曲目表:
1. Ahí Viene El Tren 2. Mil Congojas 3. Kikiriki 4. Oriente Cuna Florida 5. Malvado Proceder 6. La Alborada 7. Te Traigo Mi Son Cubano 8. Volví A Querer 9. Llena De Gracia 10. Quiéreme Mucho 11. Que Se La Tome El Ternero 12 El Mareito
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