1935年カマグエイのヌビエータ生まれ、2009年にマイアミにて亡くなったキューバ人ボレロ歌手ウィルフレード・メンディ。トリオ・ロス・スレーニョスやチューチョ・アルバレスとのデュオなどで活躍し、58年にハバナへとでて、名門ホアキン・メンディベルのオルケスタをバックにした録音を残しました。 本作はメキシコのSon-Artから、恐らく60年代にリリースされた『エクシトス・デ・ウィルフレード・メンディ』(D-115)収録の12曲のうち、1曲を除く11曲を収録したリイシューCD-Rです。名曲「ある恋の物語(Histria De Un Amor)」やゴンサロ・クリエルの「トライシオネーラ」、自身の代表レパートリー「テ・ボイ・ア・ベサール」など、ブラスやストリングスを配したオルケスタではなく、オルガンなど配したスリムなコンボの伴奏をバックに、豊かな声量を誇る高くクリアな歌声が際立っています。 盤起こしと思われますが、音質良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CD-Rが封入されています。
曲目表:
1. Historia De Un Amor 2. Furia Loca 3. Dices Mentira 4. Si Amándote Así 5. Traicionera 6. Un Paraiso De Amor 7. Siempre Te Amaré 8. Llámame, Amor Mio 9. Te Voy A Besar 10. Muchachita 11. Te Quiero Más Que Nunca