中南米
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SINGER OF TALES シンガー・オヴ・テイルズ
レーベル:
ライス
カテゴリ:バルカン ジャンル:SEVDAH
国:BOSNIA AND HERZEGOVINA 録音・発売年:2020 メディア:CD
価格:2860円 オーダーナンバー:WRR-6038
ご注文確定後、2〜3日で入荷予定です。 ◆セール対象外◆ ポイント5倍 日本語解説付き サラエヴォの大衆音楽セヴダの王様ダミールが、最高の布陣と共に作り出した最新作! ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォが生み出した大衆音楽がセヴダ(もしくはセヴダリンカ)。アラビア語の「愛」に由来するこの音楽は、同地がかつてオスマン帝国に支配されていた時代に起源を持ち、20世紀になると大衆音楽として大きく成長を遂げました。そのサウンドにはバルカン半島からアラブ、トルコの息吹が存分に感じられますが、残念ながら我が国においてはその存在自体がほとんど知られていないのが実情です。そんな中、現在40代前半ながら“セヴダの王様”の異名を持つ音楽家ダミール・イマモヴィッチが、その奥深い魅力を紹介するアルバムを発表してくれました。 ダミール・イマモヴィッチは1978年サラエヴォ生まれ。父や祖父もセヴダの音楽家という生粋の家系に生まれ、26歳になった2004年にプロとしてデビュー。ドキュメンタリー映画でその音楽活動が取り上げられたことがキッカケで人気を博した彼は、その後も若者たちにセヴダの魅力をアピールし続ける作品を数枚リリース。さらに2016年にはドイツの人気レーベル“Glitterbeat”からダミール・イマモヴィッチズ・セヴダ・タフトの名義で『ドヴォイカ〜セヴダへの誘い』(INR-7098)を発表、これはライス・レコードを通じて日本発売されました。 そして久しぶりに個人名義で発表した本作は、素晴らしい音楽家やプロデューサー、エンジニアのバックアップを受け制作された極上作品。まずベースを弾くのはジョン・ゾーン界隈の活躍で知られるグレッグ・コーエンで、彼はここでステディなプレイでサウンドのボトムを形成してくれました。そしてトルコの擦弦楽器ケメンチェの名手デリヤ・テュルカンといった実力ある音楽家が参加しているほか、プロデューサーにはUKフォークやプログレの台頭に大きく関与したジョー・ボイドを起用。さらにブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブなどを手掛けたジェリー・ボーイズが録音技師を担当するなど、この上なく豪華な布陣で固められています。 もちろん最大の聴き所はダミールの力強くも絶妙なテナー・ヴォーカルによって紡がれる伝統的なセヴダで、民衆の痛みと喜びを代弁するダミールの、成熟を極めた色気ある歌声が存分に楽しめます。 現在のバルカン音楽最高の歌声を、最高の演奏と録音で楽しめる作品です! ●日本語解説/帯付き (メーカーインフォより)
曲目表:
1. O bosanske gore snjezne 2. Poljem se vija Hajdar delija 3. Kafu mi draga ispeci 4. Sunce tone 5. Kad bi ovo bio kraj 6. U Stambolu na Bosforu 7. Adio kerida 8. Salko se vija 9. Puhni tihi vjetre 10. Gdje si dragi 11. Covjeku moje zemlje