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O.S.T.　オリジナル・サウンド・トラック

Dopo Mezzanote　トリノ、24時からの恋人たち

レーベル： BEANS RECORDS
カテゴリ：イタリア　ジャンル：O.S.T./バンダ
国：ITALY　録音・発売年：2006　メディア：CD

価格：2750円　オーダーナンバー：BNSCD-8817

※日本語解説付（岡本太郎）ポイント5倍
1956年イタリア、ベルガモ生まれ、映画批評家などを経た無類のシネフィルである監督ダヴィデ・フェラーリオ。その６本目の長篇監督作となる『トリノ、24時からの恋人たち』は、トリノの国立映画博物館を舞台に、バスター・キートンをはじめ様々な映画へのオマージュを含んだラヴ・ストーリーで、イタリアでヒットを記録した話題の作品です。日本でもすでに2005年のイタリア映画祭で上映されており、2006年９月初旬より、渋谷のBunkamuraル・シネマを皮切りとして、全国での一般ロードショウ公開がスタートします。
本作は、そのオリジナル・サウンド・トラック盤です。音楽を主に手掛けているのは、トリノ出身であり、来日したこともあるイタリアン・ミクスチャー・ロック・バンド、マウマウのメンバーとして活躍するファビオ・バロヴェーロ。彼が、シチリア出身のトランペッターで、自身のバンドやマウ・マウ、マヌ・チャオのバックなどもこなすロイ・パチと双頭で臨んだ南イタリア風民衆ブラスバンド、バンダ・イオニカの楽曲を中心に、やはりバロヴェーロが指揮するバンダ・イオニカの弟分的ブラスバンド、バンダ・ディ・アヴォラも交え、フェリーニの映画音楽などを彷彿とさせるような、地中海的哀愁をたたえた独特のブラス・サウンドが、作品全体に印象的に配されています。フェラーリオの瑞々しい映像とのマッチングも、意表を突くようでいて実に絶妙かつ効果的です。
ブラス・サウンドが織りなすインスト曲だけでなく、バルセロナ音楽シーンの人気アーティスト、ダニ・マカコのゲスト参加によるヴォーカル・トラック、またビーンズ・レコードからのソロ作リリースで日本にもファンを持つ、ナポリ出身の異才のサックス奏者ダニエレ・セーペによる異色のピアノ曲なども収録。サントラ盤制作は日本独自によるもので、ファビオ・バロヴェーロ自身がマスタリングを担当しました。