ポイント5倍商品これぞ都市フォークロア(継承文化)!
50年以上続く、東京の夏の終わりを告げる『高円寺 東京阿波おどり』
その偉大なリズムと歌を、久保田麻琴が録音に収めた。
タイトルの“ぞめき”とは、辞書で調べると「浮かれ騒ぐこと」「にぎわい」を示し、阿波おどりでは、街に繰り出し音楽でパレードすることをいいます。
東京の高円寺には、徳島の盆踊りである“阿波おどり”を54年もの間、東京の高円寺でやり続ける人たちがいます。その尋常ではないエネルギーと心に染みる哀愁に突き動かされた久保田麻琴が、11連(阿波おどりではチームのことを「れん」と呼ぶ)の音を収録したのが、本アルバムです。
高円寺阿波おどりは、商店街を盛り上げようという一人の青年、森田昇栄さんの思いつきと情熱によって始まり、次第に人の輪が大きくなり、ワールドカップ会場でのパフォーマンスや海外公演などもこなしつつ、現在では8月最終週末に100万人もの人が集まる一大イベントに成長しました。
さらに、高円寺に刺激を受け関東周辺だけでも何百という連が作られ、各所で祭りが開かれるほどに日本の夏になくてはならないものになっています。
「50年続いた音楽はもはや伝統音楽だ。ロックンロールの歴史と同じような長さを持つ高円寺阿波踊り。森田さん一家をはじめ、親子孫まで3代そろって踊る祭りは、そうざらにあるものではない。」by 久保田麻琴
阿波おどりと言うからには、踊りがあってこそのお祭りだと思われるのは当然です。しかし、だからこそ音に耳を傾けていtだきたいのです。連ごとに特徴のある踊りを支えるために必要な演奏は、鍛錬が要求され、様々に練り込まれ、個性豊かでないといけないのです。
ここに収められた11連の音は、まさにその必要条件を十分にクリアしたものばかりです。
「ヤットセー」の掛け声に三味線と笛に太鼓類が2拍子系といわれるアンサンブルを奏でるものから、鉦(かね)と大太鼓、スネア・ドラムというパーカッションのみのアンサンブルで、大音響かつ倍音を響かせつつ駆け抜ける1拍子系といわれるもののまで、また女声の地声歌をフィーチャーしたものなどなど、ステレオ・タイプな阿波おどりの音のイメージを簡単に吹き飛ばしてくれる斬新な音群が詰まっています。
また、音質にもこだわって録音した結果、お祭り時には聞こえない(分からない)楽器間やリズムの絡みがすーっと立ち現れ、阿波のグルーブの音楽的凄さがいっそう際立って聞こえてきます。
さらに、久保田麻琴がこれらの録音を使って1曲リミックス。こちらは“セカンド・ラインmeets阿波踊り”もしくは“ブルーアジアin阿波おどり”とも言えそうな仕上がりです。
日本の伝統音楽に興味のある方からパーカッション・ファン、ワールド・ミュージック・ファン、クラブ系やトリップ系ファンまで、幅広く聞いて頂きたい『都市伝承音楽』です。