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Rompiendo La Rutina. Tributo A "La Emperatriz Del Danzonete", Paulina Alvarez ロンピエンド・ラ・ルティーナ:ダンソネーテの女王パウリーナ・アルバレスに捧ぐ
レーベル:
DISCO CARAMBA
カテゴリ:キューバ ジャンル:DANZON
国:CUBA 録音・発売年:2010 メディア:CD
価格:2310円 オーダーナンバー:CRACD-240
※日本語解説付(高橋 政資)ポイント5倍 まだまだ元気に一線で活躍する、キューバを代表する世界的な、そしてブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの歌姫、オマーラ・ポルトゥオンド。彼女の企画新作アルバムの登場です。 ここでオマーラが歌うのは、オマーラの大先輩にあたり、ダンソネーテ(歌入りダンソン)の先駆者でもあるキューバの歴史的大歌手パウリーナ・アルバレスのレパートリー。 しかも、パウリーナの当時の名録音に、オマーラがオーヴァー・ダビングでパウリーナの歌に絡んだりハモったり、またコーラス(オマーラも所属していたキューバのキュートなガールズ・コーラス・グループ、クアルテート・デ・ラス・アイーダを彷彿とさせます)を付け加えたり。また、2曲ではオマーラのソロ・ヴォーカルを実現。現代の技術があったからこそ出来る夢の共演というわけです。 当時のフル・ストリングスに味のあるパーカッション類という、いまではもう得難いアンサンブルだけに、オマーラの今までとは違った魅力が垣間見られる内容となっています。そして結果的にオマーラ節が、時代に左右されない普遍的な魅了を持っていることがクローズアップされたのだとも言えそうです。 オマーラの大先輩であり、キューバ女性歌手の先がけの一人パウリーナ・アルバレスは、ダンソーンといわれるソンと並ぶキューバ音楽の骨格ともいえる音楽を代表する女性歌手です。ダンソーンとは、ヨーロッパから持ち込まれたストリングス・アンサンブルの優雅さや気品とアフリカから持ち込まれたパーカッションやリズムの躍動感を融合し、その後のチャチャチャやチャランガ・サウンドの元となった音楽スタイルです。パウリーナは、もともとインストゥルメンタル・ミュージックだったダンソーンに歌を持ち込んだ先駆者であり、当時としては珍しくオーケストラを率いて活躍した女性でした。 本アルバムでも聞ける、実直で気品のある歌声が、本アルバム発売をを機に再評価されることとなりそうです。
曲目表:
01. Echale salsita 02. El panquelero 03. Flores negras 04. No vale la pena 05. El verdulero 06. Obsesion 07. Ritmo pa mi 08. Campanitas de cristal 09. Aprietame mas 10. Solfeando 11. Ahora seremos felices 12. Vagando 13. Rompiendo la rutina [Bonus Track]
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