キューバの女性デュオ、エルマーナス・バスケスによる2006年作。クレジット周りがほぼ曲名のみという、素っ気ない作りで、ほとんどインフォメーションがないのですが、録音内容はなかなか良いです。ギター、ボンゴ、曲によりサックスやトランペットが加わる小アンサンブルの伴奏に乗せた、トローバの伝統を受け継ぐ2声の麗しいハーモニーがなんとも心地よい佳品。トローバの系譜に連なりながら、ロマンティック・バチャータなどの影響を取り入れたモダンなポップス感覚ももちろんあり。一服の清涼剤とでも言うか、涼やかな気分に誘ってくれるアルバムです。フランシス・カブレルによるシャンソンのヒット曲「死ぬほど愛する(Je t'aime a mourir)」のカヴァーや、アルマンド・マンサネーロ・メドレーなども。
こんな商品もオススメします
JOSE ANTONIO MENDEZ "Su Filin de Siempre"
ELSA VALLE & RUMBA CALIENTE "Salsa Y Picante"
YOSHIRO広石 "愛の音"
NORIKO KISHI "Doce Recetas De Amor"
VARIOUS ARTISTS "FilinSentimental"
同じレーベルのアルバムです
VARIOUS ARTISTS "Hits De Radio Taino: Los Temas Mas Radiandos Del Ano"