●2009年、ペルー、リマの大学で、映像とパフォーミング・アートを学ぶ2人の若者により結成されたアレハンドロ・イ・マリア・ラウラ。ギターとヴォーカル、そして若干のエレクトロニカを担当するアレハンドロ・リーバスと、ヴォーカル&キーボードのマリア・ラウラ・ブスタマンテによる男女デュオです。 ●2009年に訪れたアイダホのスキー・リゾートのバーやレストランで、2人で少し演奏したときに、その独特の折衷感覚が受けに受け、いつのまにかサンバレーのローカルな有名人になってしまったという彼ら。その後リマに戻ってからも活動を精力的に続け、2011年に、ホルヘ・ドレクスレルやケビン・ヨハンセンとの仕事で知られる、マティアス・セージャのプロデュースで1stアルバム『PARACAIDAS』、2013年には2ndアルバム『FIESTA PARA LOS MUERTOS』を発表。そのオーガニックでオルタナティブな独特の浮遊感覚はもちろん、ゲストにケビン・ヨハンセンや、アフロ・ペルー音楽の女王スサーナ・バカを迎えるなどペルー国内のみならずラテン・アメリカ全域で大きな注目を集めました。 ●本作はそんな彼らの待望の3rd作。プロデュースは前2作のマティアス・セージャに代わり、アルゼンチンの才人SSW、フアニート・エル・カントールが担当(ギターなどでも参加)。ペルーの新星として話題のSSWラ・ラー、アルゼンチンのユニット、ペロタ・チンゴーのドローレス・アギーレとフリア・オルティス、フアナ・モリーナのギタリストとして来日経験などあり、ペロタ・チンゴーのプロデュースにも携わったエセキエル・ボーラ、そしてブラジルの人気アーティスト、パウリーニョ・モスカがゲストで参加しています。 ●ワイノやクンビアなどペルー〜ラテン音楽要素、エレクトロニカ、フアニート・エル・カントールのアレンジによるストリングスの響きなど散りばめた音作りで、ホルヘ・ドレクスレルを彷彿とさせるアレハンドロとマリアの当たりの柔らかな歌声が演出する、ドリーミーなペルー産良質インディ・ポップを展開していきます。 ●カナク・イ・エル・ティグレやラ・ラーなど、オルタナティブな感覚を持った新たな世代が注目を集めるペルー、リマのシーンにおいて欠かすことの出来ない、最注目のインディー・フォーク・デュオです。
曲目表:
1. La Película 映画 2. Agüita del Equilibrio バランスの水 3. La Corriente del Niño 今どきの子供っぽさ 4. Avión 飛行機 5. Saltando 飛び跳ねる 6. De Tronco En Tronco 切り株から切り株へ 7. Matrimonio 夫婦 8. Una Fiesta Cualquiera ありがちなパーティー 9. Una Casa Vacía 空き家 10. La Novia 恋人 11. Últimas Luces del Día 一日の最後の光 12. María Flojera マリア・フロヘーラ
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