50年代末から60年代初頭までキューバで大人気だった、ロックン・ロールのスパイスをきかせたグアラーチャやチャ・チャ・チャなどを聞かせるバンド、ロス・ジョピス。リーダー、マヌエル・ジョピスの弾くスティール(スライド)・ギターが大活躍、というキューバものの中でも珍品中の珍品バンドです。USAで修行したそうです。 本作は、U.S.A.に活動拠点を移してから発表したアルバム『EN NEW YORK』(NURIA RECORDS FS-003)のストレート・リイシューCD-Rです。全編で、スティール・ギターとサックスが活躍していますが、流石にキューバのバンドだけありリズムやノリは、キューバ人じゃないと出せないものです。特にこのアルバムは、ジョピスの中でも一番キューバ色が強いもので、ロックン・ロール色との絶妙な混じり具合が聞き物です。1960年代後半頃の録音だと思われます。 CD-Rですが音質良好で解像度よく仕上げています。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CD-Rが封入されています。
曲目表:
1. La Niña de al Lado 2. Lamento Cubano 3. Dices Que Me Quieres 4. Castigo y Cariñito 5. Goza Mi Guaracha 6. I Left My Heart in San Francisco 7. La Vida Mia 8. Con Mi Corazón Te Espero (Bolero) 9. Culpa del Bossa Nova 10. Olé Torero (Pasodoble) 11. Si la Vieran 12. The Third Man Theme