●「ラス・ペルラス」は、東京キューバンボーイズのコンサートに出演する岸のりこのバックコーラスとしてミホと奈奈が参加したことから始まりました。キューバの歌姫、オマーラ・ポルトゥオンドが若かりし頃に参加していた4人の女性コーラス・グループ「クアルテート・ラス・デ・アイーダ」の様なグループを目指したいと、3人の思いは固まり、ユニットしてのコンセプトが練り上げられました。 ●ステージに上がる人はすべて架空のキャラクターを演じて豪華で楽しい世界を作りあげる「キャバレー・パライソ」を舞台としたちょっとコミカルなライブは回を重ね大変な評判を呼びました。もちろん、意外性のある選曲や凝ったアレンジで繰り広げられるその歌世界は妥協を許さないものです。通常ステージでは、ピアノ、ベース、パーカッションなどをバックに歌いますが、本作はずばりア・カペラで勝負です。 ●収録曲は、ライブでも披露していたキューバの有名なプレゴン(物売り歌)@「エル・マニセロ(南京豆売り)」。キューバの民謡「木の歌(La canción del árbol)」をベースとしたA「ポインシアーナ」をオリジナルのスペイン語歌詞で。この曲はジャスピアニストのアーマッド・ジャマルの演奏や60年代に活躍した男性コーラスのフォー・フレッシュマンの歌唱などで有名です。さらに、フランスのクロード・フランソワの作品にポール・アンカが作詞し、フランク・シナトラの歌唱で世界的大ヒットとなったB「マイ・ウエイ(A Mi Manera)」をスペイン語で。日本の唱歌C「赤トンボ」をこのレコーディングのためのオリジナルのスペイン語歌詞で歌い、最後はプエルトリコの楽しい名曲D「エル・クンバンチェロ」。 ●キューバやベネズエラ、コロンビア、米国などでも活躍し長いキャリアを誇るラテン・ボーカルの岸のりこ(DIVA NORIKO)の深くスモーキーな歌声、R&Bから昭和歌謡、フィーリンなど幅広いジャンルを歌いこなすモーリミホの愛らしい歌声、コーラス・アレンジも手がけティーンの頃からプロとして活動する奈奈カンタリーナの伸びやかな歌声が絶妙のハーモニーを聞かせます。それぞれ、ソロやバンドでも活躍している三人三様の個性を十二分に活かした仕上がりになっています。 ●「ラス・ペルラス(真珠たち)」:カルメン(岸のりこ)、ベアトリス(モーリミホ)、メルセデス(奈奈カンタリーナ)。ジャケットには小さなペルラが付いています!
曲目表:
1. El Manicero (エル・マニセロ) 2. Poinciana (ポインシアーナ) 3. A mi manera(マイ・ウエイ) 4. Aka Tombo(赤とんぼ) 5. El Cumbanchero (エル・クンバンチェロ)
メンバー:
Las Perlas: Carmen(Noriko Kishi) Beatriz(Miho Mouri) Mercedez(Nana Cantarina)
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