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Moliendo Cafe Aux Portales - Le Son De Veracruz ベラクルースの歌(CD)
レーベル:
ライス(Accords Croises)
カテゴリ:メキシコ ジャンル:SON JAROCHO
国:MEXICO 録音・発売年:2004 メディア:CD
価格:3080円 オーダーナンバー:HMR-8074
ご注文確定後、2〜3日で入荷予定です。 ◆セール対象外◆ ポイント5倍 日本語解説付メキシコ南部を代表する伝統音楽ソン・ハローチョの濃厚なテイストを! 世界中に散らばる様々な伝統的音楽を、高品質録音と詳細なライナーノーツでパッケージした豪華なフィジカルを作り続けるフランスのレーベル“Accords Croises”。最近では新世代のウード・ミュージックを目指すデュオウードの『メンシェン』(ライス HMR-8072)を発表するなど、相変わらず精力的にリリースを続けている同レーベルが、2004年に発表していたのがこの作品。日本では輸入盤としてごく僅かだけ流通していたものですが、その内容の素晴らしさを鑑みてライス・レコードに格上げしてご紹介することにいたしました。 シルバ・グラシアーナ(もしくはラ・ネグラ・グラシアーナ)ことグラシアーナ・シルバ・ガルシア(1939-2013)はメキシコ南東部のカンペチェ湾に臨むベラクルース出身のアルパ(ハープ)奏者/歌手。このアルバムが発表された2004年の時点で60代半ばだった彼女は大変遅咲きの音楽家で、なんと50歳を過ぎてからその才能が見い出され、1992年になってようやくファースト・アルバムを発表。その後ヨーロッパ・ツアーなどに出かけ、国際的に名声を獲得していきました。またBuda Musiqueからも“Sones Jarochos De Veracruz”(1998)という作品をリリースしているほか、ライ・クーダーがフィーチャリングされたチーフタンズのアルバム『サン・パトリシオ』(2010年)にゲスト参加しています。 そんな彼女が演奏するのは、ソン・ハローチョと呼ばれるメキシコの伝統音楽。海に隣接したベラクルースの地理的位置や、その歴史的経緯によってアフリカやスペインから流入してきた音楽が、元々同地に暮らしていた先住民の音楽と交わって誕生したジャンルと言われています。その代表的な曲は日本でもよく知られている「ラ・バンバ」で、メキシコ系アメリカ人の歌手リッチー・ヴァレンスによるヴァージョンや、ロックバンドのロス・ロボスによるものも大変有名です。本作にはその「ラ・バンバ」をはじめ、スペイン音楽からの影響が強く感じられる美しいソン・ハローチョの古典曲の数々、さらにはアルパ奏者ウーゴ・ブランコが世界的にヒットさせ、日本では「コーヒー・ルンバ」として知られた‘Moliendo café’をソン・ハローチョのスタイルでカヴァーしたものなどが収録されています。ここではインストゥルメンタルのほか、歌モノではグラシアーナのメイン・ヴォーカルに男性コーラスが加わり、アルパ/ハラーナ/レキントといったソン・ハローチョの典型的な楽器が伴奏を担当、実に楽しげで心躍るアンサンブルを楽しませてくれます。 メキシコ南部のエッセンスがたっぷりと詰まったサウンド!中南米音楽ファンなら必ず気に入る内容です。 (以上、メーカー・インフォ) ●日本語解説/帯付き
曲目表:
1. La Morena 2. Estampas Jarochas 3. La Bamba 4. El Tilingo Lingo 5. La Guacamaya 6. El Torito Jarocho 7. El Puntalito 8. El Párajo Cú 9. Moliendo café 10. Canto a Veracruz 11. El Querreque 12. El Cascabel 13. La Iguana 14. El Siquisiri 15. María Chuchena 16. El Ahualulco 17. El Balajú