ドン・チェリーと組んだビター・フューネラル・ビアー・バンドでの活動で知られる北欧ジャズ界の曲者ドラマー、ベングト・ベルガーと、KJELL WESTLING(バス・クラリネットとソプラノ・サックス)による、1977年にラジオ放送用に録音された即興セッションの模様を収めた作品。彼らは先述のビター・フューネラル・ビアー・バンドも含め、ETT MINNE FOR LIVET(人生の記憶)というアーティスト組織兼レーベルを作り、その中でセッションを重ね作品を作りリリースしていました。ジャケットに記載されたベングトの健気なコメント(この作品は確かにイージーリスニング向けじゃないけど、とりあえず聞いてみてよ。きっと気にいるはずだから)通り、緊張感のある痙攣する管楽器音と、落ち着き無く鳴らされるドラムの応酬がひたすら続きますが、どこかチャーミングな輪郭が不思議とポップな印象を与える傑作です。
曲目表:
1. Till Hafs 2. Ad Libido
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