● EL SWINGは、オルケスタ・デ・ラ・ルス(Orquesta de la Luz)のベーシスト、グルーポ・チェベレ(Grupo Chévere)のリーダーとして日本のラテン・シーンを牽引してきた伊藤寛康が、1986年にサックスの大堰邦郎とともに立ち上げた、ラテン・ジャズ・ユニット。 ● 結成当時は、伊藤、大堰以外のメンバーは流動的で、セッション的要素が強かったが、ここ数年はメンバーを固定し、バンドとしてのクオリティを高め、この度満を持してのアルバム発売となりました。 ● デラルス時代の海外ツアーやキューバのオマーラ・ポルトゥオンドなど、一流ミュージシャンとの共演など、数々の経験と実績に裏打ちされたサウンド・メイキングは、各曲の良さを引き出しつつもオリジナリティーも打ち出した、秀逸な出来に仕上がっています。 ● 収録曲は、Take the A train、Autumn Leaves、All the things you are、Summertimeなどのジャズ・スタンダードをはじめ、スパイロ・ジャイラのMorning Dance、さらにScherezada、El día que me quierasなどのキューバ、アルゼンチンのトラディショナル、そしてオリジナル2曲を加えた幅広いジャンルから選曲されています。各曲とも、メンバーのアイデアとセンスが十分に反映されたアレンジに仕上がっており、ジャズ・ファン、ラテン・ファンをはじめトラディショナル、フュージョン・ファンにも楽しめる作品です。 ● メンバーは、グルーポ・チェベレ(Grupo Chévere)のリーダーでマンボ・イン(Mambo Inn)を始め様々なバンドで活躍しているベーシスト、伊藤寛康。同じくグルーポ・チェベレ(Grupo Chévere)のサックス奏者でサブロスーラ・デル・ソニード(Sabrosura del Sonido)などのサポートとして長年サルサ界で活躍している大堰邦郎。福本佳仁Musica Atractiva、エル・コンボ・クレアシオン(El Combo Creacion)などサルサ・シーンで活躍しているピアニスト、吉田敦。Masayo、チャランガぽよぽよなどのメンバーとして、サルサ、ラテン・ジャズ界で活躍中のパーカッショニスト、塩のやもとひろの4人。
曲目表:
1. Take the A Train 2. Autumn Leaves 3. Luna Roja 4. Scherezada 5. All the things you are 6. Summertime 7. Nostalgia 8. El día que me quieras 9. Morning Dance