● 本場NYで培ったベルベットの歌声を持つ新星歌姫、田辺美輪とジャズ・ピアニスト、斎藤タカヤの才能が、惜しみなくコラボレート。R&B、Pops、Jazz Standardsからも積極的に選曲。自作曲も含め、それぞれの曲を緻密にアレンジし、複数の音楽ジャンルの要素を複雑に絡み合わせながらも、田辺美輪による柔らかい歌声で “Jazz” にまとめ上げています。 ● オリジナルはグルービーなファンクである、スティービーワンダーの “Do I Do”は、しっとりとしたジャズバラードで。マイケル・ジャクソンの “I Can’t Help It” は、重厚なファンク・ビートからラテングルーブが重ねられて多層的な展開に。ホレス・シルヴァーとウェーヴァー・コープランドの “Nica’s Dream” は、16ビートのファンク・ビートながらもベース・ラインはラテン・フレーバーを感じさせ、サンバへと熱量を上げていく。田辺美輪によるオリジナルであり、アルバムのタイトル曲 “THE SKY” は、唯一のオーセンティックなジャズ・ワルツ・スタイルで、色彩豊かに奏でられています。
<プロフィール> 田辺美輪 米国バークリー音楽大学 (Berklee College of Music) プロフェッショナル・ミュージシャン科ヴォイス専攻卒業。在米歴8年。在米中、Dennis Montgomery III ディレクターのもと Reverence Gospel Choirに所属。サルサ・ダンサーとしてもバカルディラムのTVCM、プエルトリコ・サルサ・コングレスに出演。帰国後は、山本剛トリオをはじめとするジャズメンとの共演、アカペラ6声グループ “アグネス” のアルト、Gleeful Gospel Choir ディレクター、アレンジャー、リードシンガーを担当するなど、様々なシーンで活躍中。
斎藤タカヤ 2003年〜2007年の間に、当時在籍していたバンドで、キューバに4回渡航。 現地ミュージシャンからも、 キューバン・スタイルのピアノ演奏が絶賛を受ける。この頃から、劇団四季のミュージカル「ライオンキング」のオーケストラや、 村上”ボンタ”秀一(ds)の率いるバンドなどにも参加。 2007年、日本を代表するサルサバンド「Orquesta de La Luz」に加入。 編曲やレコーディングにおけるリミックスなども担当。 2017年ごろからは、ニュー・ジャズ系ミクスチュアユニット「THE DOOOD」を松岡”matzz”高廣(perc)と共に主宰し、自身のオリジナル楽曲を中心にリリース。既存のジャズの概念をひっくり返す斬新なサウンドを世界照準で発信している。
曲目表:
1. Can't Take My Eyes Off You Written by Bob Crewe / Bob Gaudio 2. Afro Blue Written by Mongo Santamaria 3. So Nice Written by Marcos Valle / Paulo Valle / Norman Gimbel 4. Peel Me A Grape Written by Dave Frishberg 5. Do I Do Written by Stevie Wonder 6. Tangerine Written by Victor Schertzinger / Johnny Mercer 7. The Sky Written by Miwa Tanabe 8. I Can't Help It Written by Stevie Wonder and Susaye Greene 9. Girl Talk Written by Neal Hefti / Bobby Troup 10. Nica's Dream Written by Weaver Copeland / Horace Silver 11. It Might As Well Be Spring Written by Oscar HammersteinII / Richard Rodgers
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