● ミュージカル出身の川島豊は、シャンソン歌手に転身後も、従来のシャンソンの枠にとらわれない、独自の世界を構築してきました。その集大成ともいうべき本作品は、まさにミュージカルを見ているかのようなストーリー性に加え、圧倒的な歌唱力、語学力に裏打ちされた立体感溢れる仕上がりになっています。 ● プロデュースを担当したのは、日本のオリジナル・サルサ・ミクスチャーの先駆けのグループ「グルーポ・チェベレ」のリーダーで、ベーシストの伊藤寛康。この作品でも展開される、ジャズ、ラテン、フラメンコ、ポップスといったジャンルを超えて活躍する、彼の見事なサウンド・メイキングは、必聴。 ● レコーディング・メンバーは、全曲のアレンジを担当し、ボーカルのカウンター・パートもこなす才能豊かなピアニスト、小泉明子。クラッシックからフラメンコ、ポップスまで、あらゆるジャンルで引っ張りだこのパーカッショニスト、服部恵。そしてジャズ、シャンソン、その他あらゆるシーンで活躍するベーシスト、戸谷人一の3人。 ● 収録曲は、シャンソンの名曲で、作者のトレネが、その街で生まれた歌手のモーリス・シュヴァリエに捧げて作った曲「メニルモンタン」、ミッシェル・ルグラン作曲で、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画の主題歌「シェルブールの雨傘」、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の中のナンバー「On the street where you live(君住む街角で)」、「Girl talk」として有名な曲にクロード・ヌガロが作詞した「Dansez sur moi」、世界で最もカバーされているという「枯葉」、アルバムのタイトル曲で、1927年にガーシュウィン兄弟によって作られたミュージカル「ファニー・フェイス」の中のナンバー「ス ワンダフル」、「ダバダバダ…」のスキャットが印象的な1966年公開の映画の主題歌「男と女」、アストル・ピアソラの名曲「忘却」など多岐にわたっています。さらに小泉の見事なアレンジで、色彩豊かなサウンドに仕上がりました。 ● シャンソン・ファンのみならず、ジャズ、タンゴ、ミュージカル・ファン、そして全ての音楽ファンに聴いていただきたいアルバムです。
曲目表:
1. Ménilmontant(作詞/作曲.Charles Trenet) 2. On the street where you live(作詞.Alan Jay Lerner/作曲.Frederick Loewe) 3. I could have danced all night(作詞.Alan Jay Lerner/作曲.Frederick Loewe) 4. Come to me(作詞/作曲.Green Tony) 5. Dansez sur moi(作詞.Claude Nougaro/作曲.Neal Hefti) 6. Les parapluies de Cherbourg(作詞.Jacques Demy/作曲.Michel Legarand) 7. L’été ‘42 (作詞.Jean Dréjac/作曲.Michel Legrand) 8. Les feuilles mortes (作詞.Jacques Prévert/作曲.Joseph Kosma) 9. Un homme et une femme(作詞.Pierre Barouh/作曲.Francis Lai) 10. ’s wonderful(作詞.Ira Gershwin/作曲.George Gershwin) 11. One Song Glory(作詞/作曲.Jonathan Larson/訳詞.川島 豊) 12. Oblivion(作詞 David McNeil/作曲 Astor Piazzolla
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