● 1960年代にベネズエラでデビュー後、北中南米、旧ソ連ほか多くの国々で大成功を収め、内戦下の国をくぐり抜けながら歌い、自伝本「YOSHIRO〜世界を驚かせた伝説の日本人ラテン歌手〜」も好評を博しているラテン界の重鎮YOSHIRO広石の、前作アルバム「COOL & SENSUAL LATIN FROM JAPAN」から約二年ぶりとなる新作がCDでリリースです。 ● 一曲目にはちあきなおみのカヴァーでヒットし、作詞を永六輔、作曲を中村八大が手がけたスタンダード・ナンバー「黄昏のビギン」を艶めかしく揺れる絶品のメロウ・フィーリングなカリビアン・テイストでカヴァー。カリブ海で育まれた豊潤なリズムとセンチメンタルでエレガントなメロディーが哀愁を誘う名カヴァーになっています。 ● 2曲目には自身が1970年代初めに歌った『ルパン三世』(TV第1シリーズ)の主題歌「ルパン三世主題歌3」のラテンディスコ・アレンジ、3曲目には前作アルバム「COOL & SENSUAL LATIN FROM JAPAN」にも収録され、YOSHIRO自身が初めて作詞し、自身が生きてきた人生を偽りなく歌い、今、日本人に性の多様性を問う話題作「それぞれの存在(Minority Pride)」、さらにそれぞれのカラオケバージョンも収録されています。 ● 酸いも甘いも味わい尽くしたYOSHIROにしか出せないオリジナリティーあふれる歌と円熟したバンドのグルーヴが気持ちよく絡み合い、従来のラテン歌謡とは一線を画し、ラテンミュージックの枠に囚われない先進的なアレンジに仕上がっています。