※原盤訳付き ポイント5倍 ●今回素晴らしいピアノを聞かせてくれるマネル・カンプは、マリア・デル・マール同様に、フランコの独裁政権時代にはノヴァ・カンソ(新しい歌)運動の一員で、音楽を通してその文化を守り推進すること大いに貢献したアーティストの一人です。30枚以上のアルバムを発表し、ジャズ・ピアニスト/作・編曲家としても高い評価を受けています。 ●本作『BLAUS DE L'ANIMA』(邦題:『魂の歌』)は、同じコンビで1989年に出した『BEN A PROP(とても近くに)』から20年経ったことを記念して行われた録音です。同アルバムに収録されている10曲中9曲が本作でも歌われています。「L'AGUILA NEGRA」、「JIM」、「MERCE」などのお馴染みの曲、ジョアン・マヌエル・セラートの「CANCO DE L'AMOR PETIT」など2枚のディスクに合計22曲が収録されています。マリア・デル・マールはこれらの曲を「柔らかなブルース」と呼び、自分の魂の中から自然にわき出てくる愛情をもって心を込めて歌っています。 ●持って生まれた美しい容姿と才能、そして自ら切り開き着実に歩んできた長いキャリア、マリア・デル・マールの音楽世界が気心の知れた友人であるマネル・カンプのピアノによってその輝きを増し、絶妙なコンビネーションを創り出し、はかなさと激しさを併せ持った素晴らしい作品に仕上がりました。
曲目表:
DISC 1 01. Lover Man 02. No se tu com ho sents 03. Merce 04. Si vens prest 05. Mai donis per finit 06. No voldria res mes ara 07. Ja n'hi ha prou 08. La barbera 09. Canco de l'amor petit 10. Epigrama 11. Dolca remor de cada tarda 12. Que volen aquesta gent?
DISC 2 01. Kursaal 02. Jo em donaria a qui em volgues 03. Canco del bes sense port 04. Abraca'm 05. Pleniluni 06. Blues en sol 07. La Balanguera 08. Jim 09. L'aguila negra 10. La meva petita terra