※日本語解説付(アクセル 長尾)ポイント5倍 ●2003年にインストバンドとして、リーダーでありギタリストのJoaquin Mariategui(ホアキン・マリアテギ)を中心に結成されたペルーのバンド。2005年には1st EP“Ombligo”、2006年には1stアルバム“Boleto”を発売。これら2作は、すべてインストゥルメンタルでレゲエ/スカ、ダブなどを基礎にクンビアやラテンの風味を取り入れた音作りでした。2ndアルバムから雰囲気が一変、その名も“Cumbia”というタイトルで“ルーツ・オブ・チーチャ”にも選曲され、日本盤も発売されているフアネコ・イ・ス・コンボやロス・シャピスのカバーを中心に60〜70年代のクンビア・ペルアーノ、チーチャを選曲したアルバムを発表。この作品からは、ヴォーカルも新たに加入しています。このあたりからペルーでも人気が急上昇。続くEP“Sodoma y Gamarra”は、さらにそれを深化、発展させ、オリジナル楽曲も交えた作品でバレト史上一の大ヒットCDとなりました。 ●そんなバレトが自国だけでなく、世界を見据えて発表したのが今作、「ベス・ロ・ケ・キエレス・ベール」。特有の疑似サーフギターの音色にペルーのクンビア/チーチャのリズム。そこにレゲエ、スカ、サルサ、ダブ、ロックなどをプラスして、時にキーボードやアコーディオンなども取り入れ、チーチャぽい酒場感な敷居の低い佇まいを有するバレト独特の世界を表現しています。今回は、サルサ色も強くベテランのラテン・リスナーにも充分通じるコクある演奏力を会得。またアルゼンチンのSSWケビン・ヨハンセンもゲストで一曲参加しており、このあたりのワールド/ラテン好きにも絶対チェックしてもらいたいポイントも随所に。 ●ちなみに本作、5面見開き紙ジャケット仕様で、連続パノラマ写真。芋洗い状態の海岸のユーモラスで洒落た写真もかなり目を引く格好いいデザイン。さらにCDは、オレンジの透明特殊仕様というこだわりで、ラテン・グラミー2012にて「ベスト·レコーディング·パッケージ」にノミネートされています。収録曲「「Camaleon」のPVはこちらでご覧いただけます。
曲目表:
01. La anestesia 02. Ves lo que quieres ver 03. No hay vuelta atras 04. Camaleon 05. Baby alpaca 06. Oyeme 07. Matagalan 08. Tanto aji 09. Donde se van 10. Dime por que no
こんな商品もオススメします
CHACHO "Primer Ministro De La Rumba"
CARMEN SOUZA "Creology"
KACHIMBA IRIS "Uchina Cha-riba"
ANNA SATO X TOSHIYUKI SASAKI "Message"
MUYAYO RIF "Maldita Comedia"
同じレーベルのアルバムです
BOBAN I MARKO MARKOVIC ORKESTAR "Go Marko Go! - Brass Madness"
VARIOUS ARTISTS "Nuit Oranaise - Enregistrement Public Au Festival Les Escales 2005"