バルセロナのメスティサヘ・ロックのシーンではチェ・スダカに次ぐ存在感で、マヌ・チャオともコラボレーションし、フジロックにも出演したラ・ペガティーナ。2016にはメジャーに移籍し、より幅広い人気を得ました。本作は、そんな彼らの7枚目となる2020年作です。前作では、ラテン・アメリカのリズムを意識した作風でしたが、今作では、メスティサヘ・ロックの原点に立ち戻帰りつつ、よりポップで円やかなサウンドを聞かせてくれています。ただ「Como se hacen las flores」と「La guspira」では、完全なオリジナルなペガティーナ・サウンドを聞かせ、曲全体を通して維持されるリズム感、そしてアドリアの声とキャッチーな歌詞が堪能出来ます。また、何曲かでは、若手とコラボレーションをしており、今後に繋がりそうなサウンドもしっかり提示しています。
曲目表:
1. Como se hacen las flores 2. Darle la vuelta 3. Siempre te pedí (feat. Travis Birds) 4. Veo lo que hay (feat. PJ Sin Suela) 5. La guspira 6. Dejarse la piel (feat. Arnau Griso) 7. Te veré cuando yo quiera (feat. El Kanka) 8. Lena 9. Amores (feat. Delaporte) 10. Soltar a la fiera
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