● 2018年リリースの「Homage to the Style of BADEN POWELL」は、伊藤芳輝のギタリストとしての原点であるブラジル音楽の名手バーデン・パウエルの曲ばかりを完全ソロ演奏で取り上げ、各方面から高い評価を得てスマッシュ・ヒットを記録しました。 ● そして、同じギター・ソロ演奏ながら、現在の姿をストレートに表現すべく録音されたのが、本アルバム『100% PURE SOLO GUITAR』です。 ● 今作では、ギタリスト伊藤芳輝の“フラメンコ・ギタリスト” “スパニッシュ・ギタリスト”という一般的なイメージを封印。ラスゲアードやトレモロ、アルサプアなどフラメンコ・ギターの特徴的な奏法を使わず、ピカード奏法もフラメンコ的タッチを止めています。 ● このような「縛り」を自身に設けることによって、今現在やろう(やりたい)としている音楽があぶり出されてきました。 ● 収録された曲は、ヤマンドウ・コスタ、ジャコー・ド・バンドリンのショーロから始まり、ヴィニシウス・ジ・モライスのワルツ、ルイス・ボンファの「カーニバルの朝(Manhã De Carnaval)」といったブラジルの曲から、パラグアイの歴史的クラシック・ギタリスト、アグスティン・バリオスの名曲「大聖堂(La Catedral)」、ブラジルのクラシック・ギタリスト、ヂレルマンド・ヘイスの有名曲「もしも彼女が尋ねたら(Ela Perguntar)」。さらに伊藤自作の「Flowers」、そして、このアルバムの最大の聞き所でもある、オリジナルの組曲「令和ドドンパ組曲(Reiwa Dodompa Suite)」は、1960年代に大流行したリズム “ドドンパ” をモチーフに、日本の音楽を伊藤独自のアイデアで書き下ろしたオリジナルの組曲です。
曲目表:
1. Choro Loco ショーロ・ロコ -Yamandu Costa- 2. Vibrações ビブラソエス -Jacob do Bandolim- 3. Reiwa Dodompa Suite 令和ドドンパ組曲 -Y.Ito- a. Dodompa Laca 狂ったドドンパ b. Dream 夢 c. Run Like The Wind 疾走するドドンパ 4. Valsa Da Euridiceユリディスのワルツ -V.Moraes- 5. La Catedral 大聖堂 -A.Barrios- 6. Manhã de Carnaval 黒いオルフェ -L.Bonfa- 7. Flowers 華 -Y.Ito- 8. Se Ela Perguntar もしも彼女が尋ねたら -D.Reis-
メンバー:
Yoshiteru Ito: Guitar&Arragement (except track1) Produced by Yoshiteru Ito Mixing Engineer Yoshiteru Ito
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