ピアノのベイビー・ロペス・フルスト率いるトリオによる、1960年代アルゼンチン・ジャズの人気盤。Vampisoulから“JAZZ EN LA UNIVERSIDAD”との2in1でリイシューもされましたが、こちらはアルゼンチンのメロペアから、オリジナル仕様での05年のCDリイシューとなります。ビル・エヴァンスの系譜に連なる流麗な演奏で、ビル・エヴァンスも取り上げているジョニー・カリシ作の「イスラエル」他、全7曲を収録(曲タイトルは「オールド・フォークス」など米国のナンバーがスペイン語化されていたり、英語タイトルの5曲目はアルゼンチンのサンドラ・ミハノヴィッチの曲であったります)。ゲストに1928年生まれのトランペット奏者でガト・ガルビエリの兄であるルベン・バルビエリ、近年ではヴォーカルのガブリエラ・アンダースの父としても知られるサックスのホルヘ・アンダース(アルゼンチン出身なので現地読み的にはアンデルスか)が2曲ずつゲストで参加。ライナーにはオリジナルLPにも掲載されていたエドゥアルド・ラゴスによるスペイン語テキストつき。
曲目表:
Israel Los viejos My Bonnie Una abeja durmiente Sometime ago Al este del sol Cartas de amor