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AMALIA RODRIGUES　アマリア・ロドリゲス

Paris 1960　パリス 1960

レーベル：ライス（WORLD MUSIC RECORDS）
カテゴリ：ポルトガル　ジャンル：ファド
国：PORTUGAL　録音・発売年：1960　メディア：CD

価格：2420円　オーダーナンバー：PVR-22073

ご注文確定後、２～３日で入荷予定です。
◆セール対象外◆ポイント5倍
日本語解説付き　

左岸派の聖地パリ・ボビノでの公演で聴かせる全盛期の歌声！

　ポルトガル音楽ファドのシーンでもっとも名前の知られた女性歌手といえばアマリア・ロドリゲス（1920-99）。今も新たなファンを増やし、その歌声は多くの人々に愛され続けています。近年は再発や発掘音源のリリースも積極的に行われていて、昨年2020年は彼女の生誕100周年という節目ということもあって、様々な関連作が発表されました。そんな再評価が高まるアマリアの作品の中で、彼女の全盛期を象徴するアルバムがまたひとつ復刻されました。それが本作『パリス 1960』（原題：Paris 1960）です。
　本作は、アマリアの世界的人気の足掛かりとなった『オランピアのアマリア・ロドリゲス』（PVR-22072／8月22日再発売）と同じフランス・パリの地で、1960年に行った公演を収録したライヴ録音です。会場はオランピアと比べると庶民的なミュージック・ホールとして知られたボビノ。とは言ってもその建立は19世紀と、当時でも大変歴史のあったホールで、ムスタキやバルバラ、ブラッサンス、グレコといった大物フランス人歌手たちもここで録音したライヴ盤を発表したことがあり、左岸派歌手たちの本拠地として当時は機能していました。そんな会場で録音された本作は、仏のレーベル“Ducrete Thomson”から当初ＬＰが発売されました。
　格式高いオランピア公演と異なり、親密な雰囲気を持つこのボビノ公演では、アマリアもかなりリラックスした様子で、伸び伸びとした歌声を聴かせてくれるのが、本作最大の魅力と言えます。そして他のアルバムには収録されておらず、ここだけでしか聴けない曲が多数収録されているのも大きな特徴で、中でも冒頭の①②などはブラジル、⑥ではスペインの曲なども取り上げています。またアマリアとは古くからの友人でもあったシャルル・アズナヴールが提供した⑪では、ポルトガル訛りのフランス語で歌っているほか、フランスでの人気のきっかけとなった「暗いはしけ」の再演、そして彼女の代表曲「ポルトガルの家」なども、活き活きとした歌声で聴かせます。なお、伴奏は『カフェ・ルーゾのアマリア・ロドリゲス』や『オランピアの…』と同じドミンゴス・カマリーニャ（ポルトガル・ギター）とサントス・モレイラ（クラシック・ギター）が担当。長年続いた名コンビならではの息の合った演奏を楽しませてくれます。
　先に再発した『オランピアのアマリア・ロドリゲス』とは対照的な、より実像に近いアマリアが楽しめる本作。もちろん全盛期のライヴ録音だけに、ファド歌手としての真骨頂が感じ取れる内容と言えるでしょう。ファド・ファンならこれも必携です。

●日本語解説／帯付き

（メーカーインフォより）

曲目表：
1. Luar, Luar
2. Calunga
3. Quem O Fado Calunga
4. Fado Gingão
5. Fado Da Madragoa
6. Olé, Mi Morena
7. Barco Negro
8. Guitarra Triste
9. Uma Casa Portuguesa
10. Lerele
11. Aie, Mourir Pour Toi
12. Coimbra
13. Trepa No Coqueiro
14. Lisboa Antiga
15. Don Triqui Traque