フランスの中のケルト文化圏として有名なブルターニュ地方の音楽を研究する学生達によって結成されたバンド『KREIZ BREIZH AKADEMI』をブルターニュのトラッド・フォーク歌手エリック・マルシャンが指導、プロデュースして制作されたアルバムです。マルシャンはその音楽活動に於いて、ブルターニュとバルカン、東欧、中近東の音楽を自然体で結びつけ豊饒なサウンドを追究してきたアーティスト。今作でも、１曲目のポルカ、２曲目のケイジャン風、４、５、12曲目の中近東〜アラブ・アンダルース風味などなど一筋縄ではいかない、ブルターニュ発のニュー・トラッド・サウンドを創造しています。彼の独創的な発想に刺激され、学生達もアコーディオン、ケルティック・ハープ、ヴァイオリン、ギター、サックス、クラリネットなどの楽器で柔軟に対応。これからのブルターニュ音楽シーンを背負うであろう若者達と言えるでしょう。またエンハンスドＣＤとして、インタビューや、バンドの音楽制作風景、バンドのコンサート風景を収めた10分にも及ぶドキュメンタリー・タッチの短編映像も収録。
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